ラブレターを君に

父の画策


(孝志)
「誰と話してたんだ?……まさか…あいつなのか?」


(理音)
「いいえっ、……今は、ただピアノの練習をしてただけ!誰とも……」


ケータイは、一瞬の間に隠した。気付かれなかった。


(孝志)
「明日は、進路相談が、高校である日だろう?決めてあるのか?」




(理音)
「もう少し…考えてみたい事あって……」



(孝志)
「自分で決めれるのか?」



(理音)
「自分で…決めます……それと、お父様達の薦めていた大学には決めないかもしれません…」
< 45 / 119 >

この作品をシェア

pagetop