ラブレターを君に
勝手に決めて勝手に喜んで…結局家まで、送らせやがった。何であいつのペースに俺が簡単に乗せられなきゃならないのか!まったく……




家に戻ると、今日本当は俺は悩んでたという事をすっかり忘れて、あっという間に寝付いたらしく…
爽やかな朝を迎えていた。何なんだ!この胸のスッキリ感は、昨日まで、深く悩んでた事が、どぅでもよくなっていた。




午後から都内のスタジオでレコーディングの打ち合わせがあった。




(ディレクター)

「kazuさん!昨日は、どうも…何か色々大変だったみたいですねぇ!」



(kazu)
「いやぁ!まぁ自分達メンバー内の事だから、何とか、乗り切ってみせますから!」



(ディレクター) 「あれっ、今日のkazuさん、何か吹っ切れたみたいにスッキリしてますね!何か夕べの内に良い事でもあったんですか?」




「ええっ?何で?そんな風に見えるかな?何も無かった…………」




えええっっ!あいつとくだらねぇっ、話ししたっけ?そんなことぐらいで?…………




(kazu)
「ああっ、町田さん(ディレクター)やぁっ、ちよっと聞いてみるけど、国内で星を観るのに最適な場所って、知らないかなぁ?」




(ディレクター) 「ええっ!kazuさん?いきなり聞いてくるなんて!どうかしてますから!ああっ、いつかの雑誌に特集載ってたな!持ってきますよ!」



あれっ、ってか、昨日までの俺は…何処へいったんだ?



レコーディングの打ち合わせが終わったのも、夜中の1時が過ぎていたが、俺の気持ちとは裏腹に体は、あの場所に向かったいた。
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