エリート医師に結婚しろと迫られてます
そろそろ30分だ。

食べたものリストは、
とっくにあきらめて、
メモは食べたいものリストに変えていた。


これで終わりにして、超過料金は
発生しないように心がけよう。


「あの…野崎様」

近い将来に、宇宙人が攻めて来たら、
どんな備えをしたらいいか、

大統領に進言したいという話に、
切り替わったところで、私は、
言葉を挟んだ。


野崎さんが、宇宙人に立ち向かうには、
どんなことをするのか、話を聞くのは、
とても、興味があるけど。


私は、黄色のリーガルパットを引き寄せて、相手に見えないようにし、ニッコリ微笑んだ。


私は、朝から食べた物のリストの方を、
チラッと横目で見る。
メモは、たったの三行で終わってた。

コーヒーを入れて三行だ。
どういうこと?

これで、体重が減ってないって、
どういうわけ?
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