エリート医師に結婚しろと迫られてます
「麻結、大丈夫?顔色悪いよ?」
「うん…大丈夫だよ」
真理絵が、心配して聞いてくれた。
「具合悪いのか?」
温かい手がすっと伸びてきて、
私の額に当てられた。
「涼平さん!」
「遅くなってごめんな。麻結、大丈夫か?
具合が悪いなら部屋に行くか?」
さすが涼平さんだ。
すぐ、私の様子に気が付いてくれる。
「大丈夫。具合が悪いわけじゃないの」
私は、遅れて来た涼平さんにお寿司を取り分けた。
そうよ。医者が何人いたって、気にしてくれるのは、涼平さんなんだから。