エリート医師に結婚しろと迫られてます

三原さんは、テーブルに備えられた、装置に興味津々だ。
これは、どこにでもある装置だ。

どってことない、普通の焼き肉用の装置だけど。

店員さんが、スイッチをひねると、装置がビューんと空気を吸い込んだ。



「わ~っ。すごい!何してるのこれ?」
焼肉屋に初めて来た、幼稚園児のように、お手を触れないで下さいって注意される三原さん。


「煙を吸い込んでるのよ。いいから、早く注文しなさいよ」


「注文?」
この人、座れば御用聞きが何でもやってくれると思ってるのか、メニューをにらみながら、ひっくり返したり、逆さにしたりしてる。

お肉3種類で2200円…
どう見ても、数百グラムだ。

少なくとも、一皿でおなか一杯になるようには見えない。
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