エリート医師に結婚しろと迫られてます




「だって、ずっと行きたかったんだもん」
高級そうなスカーフを頭に巻いて、匂い対策も万全だ。
クライアントの線は、限りなく狭まったけど。

「焼き肉なんか、友達と行けばいいのに…」

「うるさいわね。黙って入りなさいよ」
三原さんが、背中をおした。

店構えは、焼き肉というより料亭見たい。
私の知ってる焼き肉やと違う。


「いらっしゃいませ。ご用意いたしますね」と店員さんに言われて、三原さんはピカピカの店内を見渡した。


ここは、間違いなく超がつくほどの高級店だ。

大きな医療法人の一族だっけ…金銭感覚が違うの考えてなかった。


大理石のようにピカピカに磨かれた、床の値段が肉の値段にどのくらい反映してるのか、恐ろしくて、考えたくないけど…

< 245 / 336 >

この作品をシェア

pagetop