エリート医師に結婚しろと迫られてます

「いえ。そうじゃなくて、
どうしてこの家にいるの?」

死ぬほど驚いた。

まだ、心臓がドキドキしてる。


「ああ…昨日、浅倉さんが
どうしてもって連れてきてくれて…」


「ああっ…そうですか…
すみません、強引な兄で。
お食事の用意できてますから…」

ビックリした…いきなり出くわすなんて…


森谷さんは、ぽかんと突っ立ったまま
私のこと見ている。

私は、彼の顔を見上げて言う。
「どうか…しましたか?」


「いえっ、あの…後姿…じゃなくて、
エプロンが似合ってるなと思って」


「へ?エプロンですか…
エプロンが似合わないって、
相当だと思いますけど…」

ひねくれた答え方になったのは、
真理絵のエプロン姿を思い出したからだ。
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