告白よりも、ときめきを

おまけα

≪奥田でございます≫

あまり出番が無かったのですが、皆さんご記憶に残ってますか?
そう。顔は十人並、男心はよく解る、その奥田です。

自分で言うのもどうかと思いますが、僕達三人(奥田、田島、嶋崎)決してブサメンという訳では無いのですよ?
どちらかと言えば…そうですね、自己評価ですから…中の上、と言ったところでしょうか。

いや、そんなはず無いって?
はぁ、そこの貴女…。
イメージだけで、きっと不細工だと決めてかかっているのでしょう?
いや、いや、捨てたもんじゃないんですよ、それが。

何がいけないって、あいつらですよ、山崎、竹内。
高身長で抜群の容姿。仕事だって出来る。
…だから、ちょっといいんじゃない?くらいの男は霞んでしまうのです。
僕等三人も、あの二人より、ちょい低いくらいで、高身長なんですよ?
…顔だって。
何でも比較対象物によるって事です。

僕等もそれぞれ彼女なるものが居ます。
健康な三十代の男が勝負しない訳は無いでしょう?

そこで、興味は無いでしょうが、僕の、彼女との出会い、ちょっと聞いてやってください。
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