絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~②
思えば、あたしは今まで《生きている》と感じた事があまりなかった。


だから、翔吾と自殺することだってためらいは少なかったんだ。


でも、今は違う。


勝ちたい。


生きたい。


そんな気持ちを強く感じている。


高揚感が体中をかけめぐり《ゲーム》を欲しがっているのがわかる。


「ふっ……」


「どうしたの? 朱里」


不安そうな顔をした彩美があたしの顔を覗き込む。


あたしは涙を浮かべて彩美を見た。


「なんだか怖くて」


あたしは心にもない事を言い、彩美の手を握りしめる。


あたしの《ゲーム》はすでに始まっていたのだった……。







END
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