シュールな関係


「ちょっと待ってろ」


そう言ってマスターにお酒を頼み

それをわたしの前に置く。




「何これ?」


「ブランデ-サワ-

『甘美な思い出』って意味


これ飲んて思い出せ」


「何を思い出すの?」


「俺との熱い夜」



「ねぇ 大和 

あなた一体何人セフレいるの?


わたしのことバカにしてるでしょ



そう… そうよ!! 

この前の子は?」




「この前の子って誰だよ?」



「トイレで絡んでた子よ」



「ん…トイレ…?


―――――誰だっけなぁ~



ああ・・・あいつか――――

顔はなんとなく思い出した



悪いけど名前なんて知らねぇし

興味すらねぇな


俺 セフレなんかいないぜ?


一回やったら十分だしなぁ


女って簡単にケツを振り回すだけで面白くないんだよ」



女たらしのセリフを大和は悪気なく進める



「あのさぁ…―――――

わたしも面白くないよ



大和と簡単に寝たよね…簡単に。」



あなたも一回限りの付き合いなら

もう終わりでいいんじゃないの?




「ああ お前は合格にしてやるよ

俺を押し倒してきたし


俺のこと簡単に脅す女なんてそういねぇからな

奈緒なら退屈しそうもねぇしな」


合格って…!?

年下のくせに生意気な!



「ケームの続きを楽しむような

言い方やめてくれない?


わたしその気全然ないから!」

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