シュールな関係
くだらないな

俺にとっては最高に つまらなすぎる企画事には驚くけどーーー


奈緒なら面白いのにな、と思う。

ワザと肩に手をまわして耳にささやくように話せばあいつなら

「止めてくださいよっ!」て真っ赤になりながら

人目を気にし、あたふたしそうな姿が目に浮が…


仕事繋がりだけで興味のないおまえらを選んで俺が喜ぶ訳ねーだろ?



ただ、こいつらが選ばれたいってことだよな?

なんで俺がサービスしなくちゃならない。



いつものように適当に微笑んで優しく話してるだけでいいんだが



今日のその10分は俺には苦痛に感じる。


こいつらごときに俺の願い事が叶えれるのか?


俺の願い?

それなら奈緒を探しに行け、と命令したい。



今日は俺の送別会なのにまるでペナルティを食らった気分だ。


これが終わったらまた煙草と言って抜け出してやろうか?



イライラしているとポケットから振動を感じて急いで着信メールを読む。



それを読み終えると、手のひらを返すように俺の気が変わった。


俺の願をしっかりと叶えてくれるのなら

俺にとっても意義のある時間をごしてやろうじゃないか。



俺の角度からは箱の中の女たちの名前が筒抜けに見える。



司会者も参加させて下さいね、と混ぜた森山の名前もそこにある。


奈緒かいないなら最悪、森山を引いて無難に過ごそうと思ってたが…


さっきのメールを見て考えが変わった。


じゃ、どうする?

俺は顎に手を置き瞬時に考える



ああ、もっと面白いやり方がある。

フッ、と悪意のこもっり口角を上げた。


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