シュールな関係
うわっ

それしても一之瀬さん酷くない?

いきなり目覚めたわたしにバカとか、イカれたとか言う!?



「一之瀬さん!!

病人に対して酷い扱いじゃないですか?

まずは体調の心配や謝罪でしょ?」

相変わらず人としての礼儀がなってない。

坊ちゃんと言うのはそういう人種なのだろうか?


「酷い扱いだと? 

お前の頭の心配をしただろう?

それに俺が奈緒の為に

どれだけ労力を使ったか分かってるのか?」


偉そうに、どんな労力なのよ? 

「キッチリ説明してらわないと全くもって解りません!!」


解かる訳ないでしょ?

今回の被害者はわたしの方なんだから!!


「じゃぁ しっかり聞け」


「ええ 聞かせて頂きます!!」


ムキになり、相手の言葉を聞き逃さないように

一之瀬さんに身体を向ける。


「ボサーとして、お前が送別会に来ないのが悪い!

おかしいから調べて会社に探しに来たら

真っ暗な屋上に妖怪みたいなのが横たわっていた」
 

それって、わたしの事を言ってるのよね?


妖怪…って酷すぎない!?

せめて震えてる子犬みたいにって、言えないの!?

いちいち癪に障る言い方!!


「その妖怪がさ、無茶苦茶怖くてな

怨念タップリで思わずお祓いを――――」


////ブチッ///


それが一之瀬さんの労力!?

あたしを怪談話に例えてを話す男にわたしの怒りが切れる。



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