シュールな関係
肌が氷の様に冷えてくる。


お金もない・・・

携帯もない・・・

そしてコートすらない無様なシースルのドレス姿


ここから家まで歩いて1時間…

はぁ~  

この姿、晴人に見られたくないけど


やっぱり大通りに出てタクシーを捕まえよう


この場からは非常に浮いてる格好に

街ゆく人が不思議そうな目でこちらを見ている。


確かに変と思うよね…



ドレスも薄く…肩もシースルーのフリルは

見るからに寒くて仕方ない



履き慣れてないヒールの残痛と

コンクリートの冷たさが足を襲う…



意識はちゃんとあるけど

足が微妙にまだふらつく





「イタタ もう限界!」



ズキズキした痛みは簡単に引かない



12月にも入ると街頭では

クリスマスのイルミネーションが

輝き活気づいて楽しそうに

腕を組みながら歩くカップルや

しっとりと寄り添っている姿が目に付く。




わたしってどこから見ても今は

負のオーラ全開だろう



バックミュージックはドナドナの気分だ。









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