シュールな関係

「わ、わたしだって1回寝ただけ…」


「だけどまだ繋がってるよね?

1回ポッキリの気持ちならとっくに縁が切れてるよ


こんな話普通はしないんだけど

大和が焦って電話して来たり、奈緒ちゃんを

ここに連れてきたから

大和の特別が伝って、話したんだよ」




「・・・ありがとう 稔君」




「話したんだから

大和のことを騙したりしたら承知しないよ」



鼻をトンッと指ではじく





「それに、これからも


大和のこと頼んだからね!」




でも 
わたしもうすぐ他人になる…って


稔君くんに言ったけど…



「ちょっと待って みのーー」


「あっ!!ストップ、ストップ




大和が戻って来たよ


奈緒ちゃんさっきの話は内緒だからね!」


そっと耳打ちをする。




一途だったころの…大和かぁ・・・

想像もつかないわ



『最低のたらし男』って言ったのよねぇ

初対面はトイレで女とSEXしてる現場で

本当に最低だった。


一磨と大和のゲームに

巻き込まれ酔った勢いで

大和と寝てしまったけど



その後の大和との記憶は…

悪いイメージより楽しかった


笑ったり、バカっぷりに驚かされた
方が多いのが事実



今日のパーティも一緒にいてくれた。


さっきも追いかけて来てくれて、

ジャケットを貸してくれて…

ここにわたしを連れて来てくれている。




大和が最低の男じゃないってくらい

もうとっくに分かっている


そして彼に惹かれていることも・・・。




< 387 / 441 >

この作品をシェア

pagetop