三回目のデート
「せっ、先輩っ!今のはそのっ……」
早く言い訳をしないと、明日恥ずかしくて会いづらくなっちゃう!でも、何て言えば……
『……俺も』
「……え?」
俺も?
ベッドから、そっと顔をあげた。
『俺も早く……映見に会いたい』
「せ……先輩……」
わ……これって……
言ってよかった……ってこと?
果奈じゃないけど……キュンキュンする……。
「……」
『……』
電話にもかかわらず、二人して無言になった。
ふと、持っていたケータイが、急に手からスッと離れた。