~Lion Kiss~
女、舐めんなよ。

裁きたい。

裁かなければならない。

私はその思いが抑えられなかった。

どうしてこんなにも裁きたいのか。

……分かっている。

手厳しく私を振ったあの男と被るからだ。

一口飲んだコスモポリタンは、クランベリー
が効いていた。

飲み込むとすぐにウォッカが香った。

私はグラスを置くとゆっくりと身をよじり後ろを振り返った。



******



「……そうでしたっけ?」

どうでもいーというように私がそう言うと、彼は皮肉一杯でこう返した。
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