~Lion Kiss~
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「かんぱーい!」
私は、六本木のとあるビルの10階にいた。
八木麻里の明るい声が響き渡ると共に、グラスのぶつかる透明な音がイタリアンダイニング『ラ・ルーチェ』に弾けた。
暖かみのある、艶々と光る上品な木目のテーブルと、オレンジ色のランプに包まれた店内はいつ来ても素敵で、私は久々に嬉しかった。
やるじゃん、八木麻里!
私は早々と最初の一杯を飲み干すと、ビールピッチャーを持ち上げた。
お決まりの自己紹介を経て、適当に参加者の男性と話していると、ふと会話が途切れた。
瞬間、來也の言った言葉を思い出す。
『そんなのに参加しても俺ほどイイ男とは出逢えないぜ』
「かんぱーい!」
私は、六本木のとあるビルの10階にいた。
八木麻里の明るい声が響き渡ると共に、グラスのぶつかる透明な音がイタリアンダイニング『ラ・ルーチェ』に弾けた。
暖かみのある、艶々と光る上品な木目のテーブルと、オレンジ色のランプに包まれた店内はいつ来ても素敵で、私は久々に嬉しかった。
やるじゃん、八木麻里!
私は早々と最初の一杯を飲み干すと、ビールピッチャーを持ち上げた。
お決まりの自己紹介を経て、適当に参加者の男性と話していると、ふと会話が途切れた。
瞬間、來也の言った言葉を思い出す。
『そんなのに参加しても俺ほどイイ男とは出逢えないぜ』