~Lion Kiss~
「ムカついて死にそうなんだけど」

だめだ、私の方が死にそうだ。

「マヒル」

「は、は、はい」

來也がクスッと笑った。

「……タンクトップに短パンって……寒くない?……俺にしたらソソルから、いーけど」

「ば、ばか、変態」

來也が一層私を抱き寄せた。

「男はみーんな変態だぜ、マヒルちゃん」

そう言いながら甘く笑うと、來也は再び私にキスをした。
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