~Lion Kiss~
「それと俺以外の男に、身体触らせんな」

へ?それって、それって……。

心臓が破裂しそうになって、身体中の血液が全て顔に集まってきたような感覚にクラリとした。

「分かった?」

……それって……それって……なんなの、冗談?

やだ、分かんない、冗談を真に受けるバカな奴だと思われなくない。

私は來也の意図が分からず、もがいた。

「來也、離して」

「離さない」

「來也、どうして……?」

「俺、何回お前にキスしてると思ってんの」

ドギマギしながら私が硬直していると、來也は小さく息をついた。
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