~Lion Kiss~
ガシャリと響く刺々しい音が、來也の気持ちを代弁しているようで私は唇を噛んだ。
來也はなにも言わずに、私から遠ざかるとリビングを突っ切り、キッチンの冷蔵庫を開けた。
またしても私のハイボールを手にしている。
けどまさか、さすがにこの状況で『私のハイボール飲むな』とは言えないし、はっきりいってどうでもよかった。
グイッと缶をあおると、男らしい首元がゴクリと動き、私はそれを見つめた。
「何が家政婦だ」
來也が苛立たしげに言葉を投げつけてきた。
「だ、だって、」
思いの外声がかすれてしまって、私は口をつぐんだ。
「家政婦なら、もっとしっかりした人間を雇う」
來也はなにも言わずに、私から遠ざかるとリビングを突っ切り、キッチンの冷蔵庫を開けた。
またしても私のハイボールを手にしている。
けどまさか、さすがにこの状況で『私のハイボール飲むな』とは言えないし、はっきりいってどうでもよかった。
グイッと缶をあおると、男らしい首元がゴクリと動き、私はそれを見つめた。
「何が家政婦だ」
來也が苛立たしげに言葉を投げつけてきた。
「だ、だって、」
思いの外声がかすれてしまって、私は口をつぐんだ。
「家政婦なら、もっとしっかりした人間を雇う」