~Lion Kiss~
柚希が笑った。
『またまたー!私がマヒルの後ろ姿を見間違えるわけないじゃん。バッグだって、マヒルの持ってるやつだったし』
「やだ、私じゃないよ?」
『彼はスゴく背が高くて、ダークグリーンのカバン持ってたよ?』
ドキッと鼓動が跳ねた。
確かに……來也はダークグリーンのカバンを持って家を出た。
嫌な予感がする。
「柚希、とにかく私じゃないよ」
柚希は私がそう言うと、腑に落ちないと言ったように沈黙した。
「柚希、その人の顔、見た?」
『……そう言えばね、私、「マヒル」って呼んだんだよね、六本木交差点で。そしたら、彼だけが振り返ったの』
『またまたー!私がマヒルの後ろ姿を見間違えるわけないじゃん。バッグだって、マヒルの持ってるやつだったし』
「やだ、私じゃないよ?」
『彼はスゴく背が高くて、ダークグリーンのカバン持ってたよ?』
ドキッと鼓動が跳ねた。
確かに……來也はダークグリーンのカバンを持って家を出た。
嫌な予感がする。
「柚希、とにかく私じゃないよ」
柚希は私がそう言うと、腑に落ちないと言ったように沈黙した。
「柚希、その人の顔、見た?」
『……そう言えばね、私、「マヒル」って呼んだんだよね、六本木交差点で。そしたら、彼だけが振り返ったの』