~Lion Kiss~
その直後、彼の甘い息がかかり、身体がビリッと痺れる感覚に、私は思わず吐息を漏らした。

途端に來也の誘うようなキスが振ってきて、私は堪らずに彼にしがみついた。

ああ、ダメだ。

蕩けていくようなこの感覚。

來也はそんな私を確認すると、私の部屋着の胸元を大きく開き、唇を押し当てた。

「っ!……」

ああ、もう。

「來也、したい」

來也が勝利感を漂わせてクスリと笑った。

「待ってろ」

チュッと音をたてて私に唇を寄せると、彼はバスルームへと消えていった。
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