~Lion Kiss~
「なあ」

「な、なに」

來也が咳払いをしてから、姿勢を正して私を見上げた。

「もう一度、ここで一緒に住まないか」

……來也……。

素直に嬉しかった。

けれど、それはできない。

私はそれに答えられない。

……だってもう決めたんだもの。


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