理想の彼氏



またお客さんが来たので
席に向かうと、そこには
隼人が座っていた

ちょっと!!
彰いるのに……

『…ご注文は』

「ねぇ、兄貴めっちゃ
こっち見てるよ」

『うるさい!
早く注文すればいいの!』

「さっきナンパ
されてたね
加藤さん有名だから…」

イライラしてきた私は
明らか不機嫌な顔を
してしまっていたらしい

キッチンに帰る途中、
彰に、隼人嫌いなのか?
と聞かれた

『嫌いじゃないよ』

「お前は顔に出るから
隼人と何か
あったかと思って」

ギクッ

『ないし!!』

全力で否定した私に
彰は驚いた顔をした

「いや、怒るなよ…」

『怒ってないよ』

「何もなかったなら
別にいいよ」

私はモヤモヤしながら
キッチンに戻った

「隼人君来てるね」

有紗が話しかけてきた


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