僕はそれでも恋をする



「美味しい……! このサラダ家のより好き!」


6人席に案内され、早速みんなたくさんの料理を頼んでた。


そんなお金どこから湧いてくるのか不思議なくらい。


私は、あまり食欲がなくて注文したのはフランスパンとレタスのサラダのみ。


柳瀬君は相当お腹が空いていたみたいで、コンソメスープやソテーやたたき、更にはデザートまで頼んでいる。


小食に見えて、意外とよく食べるんだなぁ。


「早川、そんだけしか食わねえの?」


小分けにされたフランスパンを食べていると、私の目の前の席に座る椎名君が目を丸くして聞いてきた。


「あ、うん……ちょっと、お金が」


咄嗟に言い訳してしまったけど、嘘はついてないからいっか。


「うわ、なんか現実に引き戻される発言ね」


「はぁ? お前もっと食えよー。なんならオレが払うし」


う、フミちゃんに睨まれる。


怖すぎる……。


「そ、そんな良いよ! 大丈夫! 私元々少食だしっ」


「嘘つけ! お前いつもすっげえ食うの知ってるぞ!」


「う……それは」


柳瀬君の事で落ち込んでて食べれない、なんて言えない……。


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