切れた・・絆

•••どうしたら


「でも、ご心配おかけして
すみません。」
と、言って離れていった。

すると
「待て。なんかあったら、
いつでも、言ってこい。」
と、名刺をくれ‥‥

「ありがとうございます。」
と、言って受け取った。

なんとか、一日を終わらせ
鈴との待ち合わせ場所に行った。

「どうしたの?
幸せなはずのあなたが?
例のやつ?」と、鈴。

私は、今までの話と今朝の話し。
星野先生の話しを全てした。

鈴は、
「軽はずみなことは、言えないけど。
私も、星野先生の意見に一理あると思う。
佳希の心配している通りだったら
どうするの?佳希。」

「わからないの?
私がいけないのかな?
何かしたのかな?
どうしたら、いいんだろう。」

「佳希、一日だけでは、
仕方ないかもだけど
今日は、家においで。

心君も、ひどいことしたのだから
反省しないとね。
帰らないと、メールして
携帯の電源オフにしな。」

「うん、ありがとう。」
と、言って、
心にメールをして電源を落とした。

食欲は、なかったけど
鈴に怒られて
少し食べて、鈴の家にいき
お風呂に入り、ゆっくりした。

「鈴、ごめんね。
仕事忙しいのに。」
「バカ、なに言ってんの?
私と佳希の仲で。」

「不安なんだ、正直。
今朝ので妊娠していたら、
どうしょう?」
「それは‥‥待つしかないけど。
大丈夫だよ、きっと。」

私達は、早く終わったと
言っても、今はもう日付が
かわろうてしていたから
寝る事にした。

疲れていたからか、
鈴のとこで、安心したからか
すぐに眠りについた。

鈴は、涙を流しながら、
眠る佳希に堪らない気持ちだった。
あんなに、佳希を大事にしていたのに
心君が、わからなかった。

星野先生の動向も気になるが
なぜか佳希には、星野先生が
必要になると思った。
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