切れた・・絆

•••アメリカへ


心は、
「佳希、愛してる。
アメリカで頑張ってくるから
待っていてほしい。」

「私も、愛してる。
うん、待ってるから
早く帰ってきてね。
それに、アメリカは綺麗な
人ばかりだからって
浮気も本気もしないでよ。」

「あははっ、大丈夫だよ。
佳希より綺麗な人なんかいない。
俺は、佳希しか愛さないから。」
と、心は佳希に沢山のキスをし

キスをしながら、ベットに行き
しばらく会えないのを補うように、
二人は愛しあった。

いつまでも、離れがたく
なんども、なんども、体を繋ぎ······

心は、
「よしの、よしの、あぁ‥‥愛してる‥」
「じん‥‥すきよ、だいすき···」

二人が、眠りについたのは
外が、うっすらと明るくなってから
だった。

定刻に心は、アメリカへと
旅立っていった。

そんな心を見送り
佳希は、自宅に戻り
両家の母親達に
心が無事に出国したことを
連絡して 眠りについた。

明日からまた、病院への研修だ。
あちこちの病院へも回る。
とても、楽しみだった。


だ···が·····

このとき‥‥‥

心が、アメリカに行かなければ‥‥


大学病院で、彼に出会ったのは‥‥


  私の運命‥‥なのか‥‥‥



    絆は‥‥‥‥。。。
< 3 / 67 >

この作品をシェア

pagetop