切れた・・絆

•••嫌悪感


佳希は、鈴の家に泊まった。

星野先生にも、
「彼と別れて家を出ました。」
と、伝えた。

先生は、
「大丈夫なのか?」
と、言ってくれたから

「はい、不思議と涙も出ませんでした。
週末に住むとこを探します。」
と、話すと

先生は、
「一緒に探す。」
と、言ってきかないから
お願いした。

電話を切ると、再び電話が鳴り
‥‥‥‥お母さんだ。
「はい。佳希です。」
「佳希、今話して大丈夫?」
「うん。今、鈴のとこだよ。」
「鈴ちゃんとこなら安心だわ。」
「うん。朝はごめんなさい。
週末には、住むとこを探すから
心配しないで。」
と、言うと
お母さんは、
「そう、わかった。
あのね、佳希と‥‥‥‥‥‥。。。。。。」
今までの、全てを聞いた。

‥‥‥やはり····未来‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥妊娠···?······

私と同時期に、未来を抱いていたんだ。
と、思うと
佳希は、たまらなくなり
吐き気を催しトイレで吐いた。

嫌悪感でいっぱいだった。

鈴は、心配して、
背中を擦りながら話して······と

佳希は鈴に
  全てを話した‥‥‥‥‥

鈴は話を聞いて
「未来ちゃんも、許せないけど。
心君って、なんなの?バカなの?
佳希が好き、佳希を愛してる
って、嘘ばかりじゃん。

他の女を抱けるんだ!
それも、妹だよ。
有頂天になってたんだ。
許せない!!」

鈴のすごい怒りで、私は救われた。
イライラして、どうせ眠れないから
と、二人で飲んで、
飲み潰れて寝た。

それでも、病気の人達が待っているからと
二人でちゃんと、起きて出勤した。
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