謎解き少女 第2話 出版社は幽霊屋敷?
「で、でも社長。そんなことしたらこのシステムが多くの人に知れ渡るのではないですか?」
新さんは言った。

「どうせもう君の知り合いにバレたやないか。完璧と言えないなら新しい防犯システムを作った方が賢明だと思わんか?」
「はあ…。」

この社長さん、なんかいい人なのか悪い人なのか分からんな…(笑)

社長さんはあたしの方に向き直り、
「では良い返事を期待しとるよ。」
笑顔でそう言った。
「はい…。」
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