マエストロとマネージャーと恋と嫉妬と
「うん、そう。初版、オリジナル版とか、改
訂版だったら出されるたびに、チェックした
いからどうしても増える一方なんだよね。」
「でもこういうのって、それぞれの楽団が持
ってますよね。ライブラリー。」
「そうなんだけど、大抵の指揮者は勉強用に
自分で購入すると思うよ。」
奏ちゃんは、はあ、そんなもんですか、と言った。
「でもこれは一種の趣味というか、マニアみ
たいなもんだね。自宅に置ききれないから、
こうやって会社に置き部屋作ってもらったん
だ。」
「凄い。」
ん?どっちの意味でとらえればいいんだろ。家に置ききれ無いほど持ってるのが凄いのか、会社に僕専用の部屋があるのが凄いのか…。
「じゃあこれを整理しましょうか。」
後者だとしたら、僕がえらい我が儘に見えて無いだろうかとぶつぶつ考えていると、奏ちゃん
はそう提案してきた。
訂版だったら出されるたびに、チェックした
いからどうしても増える一方なんだよね。」
「でもこういうのって、それぞれの楽団が持
ってますよね。ライブラリー。」
「そうなんだけど、大抵の指揮者は勉強用に
自分で購入すると思うよ。」
奏ちゃんは、はあ、そんなもんですか、と言った。
「でもこれは一種の趣味というか、マニアみ
たいなもんだね。自宅に置ききれないから、
こうやって会社に置き部屋作ってもらったん
だ。」
「凄い。」
ん?どっちの意味でとらえればいいんだろ。家に置ききれ無いほど持ってるのが凄いのか、会社に僕専用の部屋があるのが凄いのか…。
「じゃあこれを整理しましょうか。」
後者だとしたら、僕がえらい我が儘に見えて無いだろうかとぶつぶつ考えていると、奏ちゃん
はそう提案してきた。