君のいない世界なんていらない


僕以外の神様は僕を止めるため、この少女に力を貸していた。

ただの傍観者にしか過ぎない神々の力なんて些細なもの。

だけど神々の力を借りることができた彼女の意思の強さは賞賛に値する。


だから僕は彼女が今、目の前にいることを許した。

< 26 / 37 >

この作品をシェア

pagetop