忘 恋

俺は、雫に合った事でかなり動揺していた。
翔が
「パパ?雫先生知ってるの?」
「なぜだ?」
「いつもと、違うから。」
「そうか、でも、知り合いじゃねえ。」
「ふーん、けんちゃん大丈夫?」
「ああ、たぶん。」
家に帰りついて、翔に風呂に入って、
寝るように言った。

俺は、ふるえが止まらず
要に電話した。
要は、
「えっ、やはり、翔の雫先生は、
あの、雫ちゃんだったの?」
「ああ、びっくりした。」
「留衣、お前、離婚しているんだから
雫ちゃんとより戻せよ。」
「そんなこと、できるわけない。」
「なんで?」
「俺があの時、どれだけ雫を罵って
蔑んだか・・・
その上‥‥‥指輪を取り上げて、
追い出しだぞ。
あの時の・・・
雫の顔を‥‥‥忘れたことは
‥‥‥ない。」
「社員を守るためだったんだし。
取り上げた、指輪を胸においてるクセに。」
「ああ?なんで知ってる?」
「はっ、酔うと触るんだよ、
     おまえは、いつも。」
「うそ?」
「うそなんか、いうか。」
「気づかなかった。」
「お前は、雫ちゃんに本気だったからな
でも、誰かにとられるぞ、
いいのか?」
と、言われて電話を切られた。

俺は、頭を冷やすのに
ベランダにでた。

色んな事を考えていたら、
空は、明るくなっていた。

体が、怠かったが
翔を起こし、家政婦に翔を頼み

まだ、姉の心咲が、動けないから
俺が、翔を迎えに行かないといけない。

ぐわいの悪そうな俺を翔は、心配したが

「問題ない」
と、言った。


「今日も早く帰る」
と、西野に告げて帰った。
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