忘 恋

雫‥‥サイド


もう、なんで、キスなんか
許したんだろ‥‥
あいつが‥‥留衣が、薬飲めないから
いけないんだ‥‥‥バカ‥‥

はあっ、バカは、私だ。

ああ~っ、もう、病気の留衣を
置いてきた。
大丈夫かな?

そう考えながら、出勤の準備をして
家をでた。

ちょっと、色々ありすぎて
疲れていたが、今日頑張れば
明日は、休みだ。

すると‥‥純からメール‥‥
『今まで、ありがとう。
無理矢理、彼女に
させてごめんね。
でも、これだけは‥‥
本当に、雫が好きだった。』
と、書いてあった。

純、ありがとう。
『いつも、私のそばにいてくれて
嬉しかった。
純‥‥幸せになってね。』
と、返した。

さあ、今日も頑張ろう。
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