忘 恋
「えっ、そうだったのですか。
ありがとうございました。
青木さんが、お義母さんに
知らせて下さったから
私は、留衣と一緒になれたのですね。
あっ、お義父さんは、
本当に私で良かったのですか?」
と、言うと
「いいえ、宜しかったですね。」
と、青木さん。
「おい、おい、雫ちゃん
私もちゃんと、認めてるから。」
と、お義父さん
「うふふっ、お義父さんったら。
大丈夫ですよ、
母に聞きました。
ルナさんの親御さんを、私のために
叱っていただけたと。
ありがとうございました。」
と、言うと
「やる~、雫ちゃん。」
と、心咲さん。
お義母さんもお義兄さんも
笑っていた。
留衣だけが、不機嫌で
私を抱き寄せて
「俺の雫だ。」
と、意味不明なことを
言うから‥‥
皆が、笑い出した。
すると、また、コンコン!
入ってきたのは、西野で。
「あっ、純。」と、私が言うから
留衣以外は、びっくり!
留衣は、尚更、私を抱きしめてた。
「お久しぶりです。
怪我は、もういいの?」
「うん、ごめんね。
留衣が、ずっと休んで
大変だったでしょ。」
「大丈夫だよ。
あの状態で副社長いても
役にたたないから。」
「はぁ?」と、留衣。
「雫ちゃんは、西野と知り合い?」
と、お義父さん。
「はい、大学の同級生です。」
「親父が、最初に雫と別れろと
言ったときに、雫は、体調をくずして
入院したんだ。
その時に、雫を支えたのが
この、西野と芹香ちゃんだ。
西野は、俺をしらずに
内に入社した。
俺が、雫に再開したとき、
雫の彼氏だったんだ、西野が。」
と、留衣が言うと
お義父さんは、頭をたれ
お義母さん達は、純をにらんでいた。
純は、
「彼氏と言っても、名ばかりで
二人で、デートしたこともないんです。
雫は、留衣さんを忘れられなかったから。
睨まないで下さい。
副社長もちゃんと、言って下さい。」
と、純。