俺サマ神サマ〜お前今日から俺のヨメ〜
「大丈夫かい?カイン」
「・・・ああ」
俺の前に紅茶を差し出し心配そうなまなざしを送るのは、ヨウだ。
身体を起こし椅子にもたれかかり深く息を吐き出す。
「カインは、本当にももこさんを疑っているんですか?」
遠慮がちに、それでもはっきりとそう訪ねた。
視線をチラリとヨウに向ける。
「あの写真が、全てだろう。それに、目撃情報も出ている」
「あの男とももこさんが度々天上界で会っていた、っていうものですか?」
イセがあの後持ってきた情報によれば、ももこらしき女が黒づくめの男と会っている姿を何度か見たと何人かの者が証言しているらしい。
それを聞かされれば、黒としか思えないのだ。
人間であるももこが、どうして悪神なんかに手を貸しているのか。
「あいつは、一度デモンにも会っている。俺が行くまでは、二人だった。その時に何か取引があったのかもしれん」
結局俺は、レールを引くことはできなかった。