七色の明日


今日の夜ご飯なににしようかな?


「柊、今日の夜ご飯なにがいい?」


「何でもいい」


「それが一番困るんだよね」


どうしよっかな?


「…………じゃあ、今日は、俺が作る」



「……え?いいよいいよ」


「いいから、」


そういって柊が作ったのはチャーハンだった。


「うわ、おいしいー」

思わず声が出てしまった。


「そうか?」


そう言った柊の方を見てみると口角があがっていた。



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