七色の明日



しばらくすると、クラスメイトはまた、ざわざわしだした。




「………わかった。」



「………うん。ありがとう。なんかごめんね」



「全然大丈夫」



沙織はそう言っているけど、大丈夫じゃないのは十分にわかっていた。




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