キミガスキ、
寝ているときかすかに電話の音が聞こえた



ガツッ―…


次の朝、私が目を開けたとき将輝は私の傍に座っていた



「あ、起きた?」


「将輝…?なにかあった?」


将輝があまりに悲しそうな顔をしていたから

目がとても赤く腫れてて―…



心配になった私はそう問いかけた


「 …― …… 。」

「どうしたの…?」

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