ソフレしかいらない
克哉には本当に感謝している。仕事面でのサポートはもちろん、私生活でも私のワガママに付き合い、ソフレとしての役割も全うしてくれている。
だからこそ私は、仕事もブライベートも充実しているのだ。しかし最近よく考える。克哉自身はこれで幸せなのかと。
彼の女性関係の事はよく分からないが、ほぼ2年間毎日、私の部屋に寝泊まりしている事を思うと、特定の彼女は居ないのだろう。
だがこの関係を続けるということは、彼の幸せには直結していないと正直思う。
この腕を離してしまうのは悲しい事だが、そろそろ私の身勝手なお願いを解除してやらなければならない時期だろう。
「ね、克哉。ソフレを卒業してくれる?」
「は?なに勝手なこと言ってんだよ」