ソフレしかいらない




「希未、俺を切り捨てようなんていい度胸だね」

「え…」



やっと言葉を発したかと思ったら、腕を押さえつけ私を組み敷いた。こんなギラギラした感じの克哉は初めてで冷や汗が出る。



「俺が2年間もなぜソフレしてきたと思ってる?」

「それはお互い利害が一致してたし…」



ソフレとして、文句も言わずに側にいてくれたからこそ、克哉を解放してあげなきゃと思った。私の犠牲にはなって欲しくない。



「俺はね、女の股を開かせる事なんて造作もないことなんだよ。だけど希未には手を出さなかった。この意味が分かるか?」



それは、私がセックスを嫌悪してると告白したからでしょ。だから律儀にソフレとしてつき合ってくれたのよね。


< 17 / 19 >

この作品をシェア

pagetop