ソフレしかいらない
元カレと別れ男社会で生きてくるうちに、私はセックスに嫌悪感を抱くようになった。
セックスは互いに愛を確かめ合うための行為だが、どうしても女が受け手なため、男が女を征服する行為にしか思えなくなった。
そして現場では、常に男達が穴堀りの話を得意気に話していて、その行為に愛もなにも無いのだと悟ったのも要因のひとつ。
愛しているなどと囁きながら腰を振られても虫酸が走るだけだ。
しかし実態は矛盾していて、繋がるのはごめんだが人の温もりは欲しくなるもの。そこで私は雑誌で見かけたソフレを手に入れる事にした。
ターゲットの神崎はモテ男。
女に不自由していないから性欲処理はそっちで済ませてきてくれそうだし、女の扱いに慣れているからこそ私が欲しい言葉を言ってくれるはずだとふんで彼を選んだ。