ソフレしかいらない
シャワーを済ませた私は、克哉が待つベッドに潜り込む。
そうすれば、いつも後ろから優しく抱き締めてくれるのだ。この温もりを感じながら眠りにつくのは、非常に心地よく手放せそうにない。
「明日からは俺が淀川の話を聞くから」
「大丈夫よ。責任者は私だもの」
「ばーか。希未の体をアイツが触るなんて俺が耐えられない」
「なによそれ」
「希未のソフレなんだから、それぐらいは口出させてもらう権利あるだろ」
仕事を離れると、克哉は私を希未と呼び敬語も無くなる。それを望んだのは私。ベッドの中では上下関係なんていらないから。
克哉が体を起こし、私にキスをすると眠りにつく合図。私達は抱き合ったまま深い眠りについた。