ユメガタリ
 目が覚めた。
 電車のシートに座っている。アナウンスが流れる。その中に流れる駅名を聞いて慌てて降りる。結構なところまで来てしまった。一体いつの間に寝てしまったのだろう。というか、なんで電車に乗ってたんだ?
 ケータイを取り出すためにポケットを探ると見覚えのない紺色の手紙が落ちた。
 なんだ、これ?
 名前が書かれていないし、切手も貼られていない。まあ、ポケットに突っ込んであったということは俺のものだということなんだろう。乱暴に開く。中から紙が一枚。コンピューターで打たれた明朝体で真ん中に文字が書かれてあった。
 『     』
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