恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「俺ん中にずっともやもやが居座ってんだよ」


「え」



もしかしてあたし、晴希さんにもやもやさせてしまうようなことをしてしまったの?


自分の行動や言動を思い返してみるけれど、全く心当たりがなくて。



「晴希さん、あたし、何かした?」



眉を下げながらそう訊くと、晴希さんは瞳を細めながらあたしの髪をくしゃくしゃと撫でてきた。



「いや、俺の気持ちの問題」


「気持ち?」


「ん。まあ、こんなこと言うとすっげーかっこわりぃんだけどさ、玲夢が男と仲良さそうに話してるのを見る度に、男の口から玲夢の名前が出てくる度に、俺ん中にもやもやが広がってくんだよ」


「……」



それって、あたしが合コンの誘いをすぐに断らなかったことも含まれているんだよね?
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