恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「何だよ、言いたいことがあるなら言えばいいだろ?」



この視線に耐えられなくなって、ついそう口にする。



「言いたいことっつーか……いや、なんかもう、俺、いっぱいいっぱいっす」



けれど、鷹山が言ったことは俺の予想とは全く違っていて。


“会社で何やってんすか?“なんて、軽蔑の眼差しを向けられながら責められるって思ってたのに。



「何がいっぱいいっぱいなんだよ?」


「いや、ほら……さっきのあの表情を見てしまったら、鮎川のそういう姿想像しちゃうじゃないすか?」


「!」



軽蔑の眼差しよりもさらに厄介なことを言う鷹山に、思わず詰め寄る。
< 192 / 379 >

この作品をシェア

pagetop