恋の魔法と甘い罠~おまけSS
着替えを終えてキッチンへ向かうと、後ろから見れば料理をしているように見えた玲夢だけど、近づいてみると思わぬ光景が目に飛び込んできて大きな声をあげる。



「おいっ! 何やってんだよ!?」



そう言いながらコンロの火を慌てて止めた。


俺の声にはっとした玲夢は、目の前の味噌汁が大量にふき溢れている状態に瞳を大きく見開いた。



「ご、ごめん! ぼーっとしてた!」


「……」



さっきまでにこにこしていた玲夢が、突然沈んだ表情をして目の前のことすら見えなくなっている光景に、俺は眉を潜める。



「火ぃかけてるときはぼーっとしてんなよ。火傷したらどうすんだよ」
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