恋の魔法と甘い罠~おまけSS
いつもならそのままキスの時間を堪能するけれど、突然俺の脳内を駆け巡った記憶が玲夢から離れることを選んでしまった。


そんな俺に、玲夢は首を傾げる。



「疲れてるの?」



その問いにすぐに答えられなかったのは、疲れているわけではないから。


実際は昼間の鷹山とのやり取りを思い出してつい動きを止めてしまったのだ。


そしてそのときのことを軽く後悔して苦笑する。


そんな表情を隠すように、「着替えてくる」と言いながら背中を向けて奥の寝室の方へ足を進めた。
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