恋の魔法と甘い罠~おまけSS
そんなあたしに、晴希さんはふっと笑いながら口を開く。



「“晴希さんといちゃいちゃしたい”とかでもいいぞ」


「え!」



そりゃあ、そうしたい気持ちはあるけれど。


というか、それもちょっと浮かんだけれど、さすがに紙に書くとなると恥ずかしくてあたしの中では却下してしまったのだ。


でも本当は……。



「よし、書けた」


「え! もう!?」



晴希さんから渡された紙は二枚。


あたしはまだ一つも思い付いていないのに。



「ん。玲夢はまだ?」


「うん」


「じゃあゆっくり書いとけ。俺、残りの洗い物しとくから」



そう言いながら立ち上がった晴希さんはそのままキッチンの方へ歩いていった。
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