恋の魔法と甘い罠~おまけSS
その背中を見ながら、さっき浮かんだことを書こうかなという気持ちになる。


恥ずかしくてもいいよね!


今したいことはそれしかないんだから!


半ば投げやりになりながら、思い付いた二つのことを紙に書き留めた。


そして晴希さんがしたように紙を直角四つ折りに折る。


そのままちらりとキッチンの方を見ると、ちょうど洗い終わったのか、晴希さんがこっちに歩いてくるところで。



「ん? 書けた?」


「うん。って、こんなこと書いて、何するの?」


「ちょっとしたゲームだって」


「えー、それだけじゃわかんない」



そう言いながら頬をぷぅーっと膨らませると、晴希さんはくすくすと笑いながらそれを人差し指でつついてきた。
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