恋の魔法と甘い罠~おまけSS
もう一度二人を視界に入れると、柊晴は目を閉じながらも美味しそうにごくごくと堪能していて。


玲夢もそんな姿を愛しそうに眺めている。


それはすんげえ微笑ましい光景ではあるんだけど、俺の中で“また邪魔された”という思いもむきむきと沸き上がってきて。


つい玲夢に訊きたくなる。



“俺より柊晴の方が大事なわけ?”


“俺と柊晴の優先順位はどっち?”



まあでも、そんな嫉妬の塊みてぇなことを口に出せるわけがねぇんだけど。


また小さく息を吐くと、ようやく俺の存在に気づいたのか、玲夢が視線を向けてきた。
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